先日家のネット回線を引いている機器の配置場所を変えようとして、一旦すべての配線を抜いて繋ぎ直そうとしたらなぜか回線速度が遅くなってしまいました……
初めに書いておくと、原因は単純に配線間違いだったのですが、もしかすると間違えていても気づかず使い続ける人や、そういうものだと勘違いしてしまう人もいるかと思い、自分のための備忘録と兼ねて公開しておこうと思います。
今回、僕が陥った勘違いしやすいポイントもいくつかご紹介します。
配線を繋ぎ直す前の状態
契約内容
- eo光のホームタイプ
- 1ギガコース
- eo光電話利用
接続機器の状況
- 回線終端装置
- eo光多機能ルーター
- 無線LANルーター（RT-AC87U）
繋ぎ直す前は木造2階建ての一階にこれらの機器があり、僕のパソコンは二階にあり無線でネット接続していました。回線速度としては上り下りともに400Mbpsくらい出ていました。
しかし全部配線を抜いて、同じように接続し直した（結局は同じように接続出来てなかったのですがｗ）結果なぜか上り下り共に90Mbpsほどになってしまいました……
繋ぎ直す際に参考にしたeo光の公式ページ
配線や接続機器を変更してから遅くなった【考えられる要因】
まさにページタイトルの通りなのですが、これに従い接続しても100Mbpsに届かない速度しか出ません……
ちなみに上のページから
を選択し
- 【ご利用中のコースはどちらですか？】→【eo光ネット［ホームタイプ］［メゾンタイプ］】
- 【eo光電話を利用していますか？】→【はい】
- 【eo光多機能ルーターのルーター機能（有線ルーター／無線ルーター）を利用していますか？】→【いいえ】
を選択するとこのような配線図が出てきます。
そして上の画像のように接続すると速度が出ないという状況になりました。なぜ？公式サイトのサポートページ通りなのに…… と思っていたのですが、それまでは調子よく稼働していたわけで、なんらかこの画像では良くない箇所があるのだろうと思い調べてみると、答えがありました、これもeo光の公式サイトに（笑）
eo光多機能ルーターは使用してるけど、ルーターとしては利用していない
よくよく考えてみると僕の場合こういう状態だったわけです、そりゃそうです光回線から無線LANルーターを使用してネットに接続するわけなので上で紹介したページで
を選択しちゃダメだったというだけの話でした（笑）
つまり自分で購入した無線LANルーターを使っている場合は、eo光多機能ルーターも接続はしているのですが、ルーターとしての機能は購入したものを使用するので
を選択して、ここから表示される以下のような配線にしなければいけなかったんです。
いやしかしこんな単純なことに気づかないとは…… eo光多機能ルーターはあるし、回線終端装置と接続しているので利用していないかと聞かれればそうではないと思ってしまったので、パッと見ただけだと見落としてしまいました。
利用しているのか使用しているのかという違いでしょうか、なんにせよ説明はしっかり読んで、「あれ？」という部分に気づけるかどうかが重要ですね、僕はその点おバカでした（笑）
しかし90Mbpsも出てたら特別問題はないですw
僕は基本的には配線し直したり、ネット回線の機器や無線LANルーターの電源を落としたりするたびにネットの回線速度を測定し直すのが癖になっていたので気づきましたが、そうじゃない場合は普通にそのまま使ってしまうこともあると思います。
だって無線で90Mbpsも出てたら、通常パソコンやスマホを利用してネットを使用する分には全く問題ないので（笑）
間違った繋ぎ方でも90Mbpsは出る時代
実際90Mbpsと400Mbpsの時でネット閲覧時の体感は全く変わりませんでした。YouTubeで1080pや4Kの動画を視聴しようとすると違いが出てくるかもしれませんが、それ以外の通常使用であれば90Mbpsでも十分って感じです。
でも本来は1ギガコースで契約しているということと、そもそも最初は400出てたので3時間くらい悩んで解決できました（笑）
もし契約内容と実際の速度があまりにも比例しない場合は、今回の僕のような配線ミスという場合もあるので確認してみるといいと思います。
始める前にやっておいたほうがよかったこと
こういったネット接続の機器に限らず、電子機器の配線などは写真や動画で変更前の状態を記録しておくことがすごく重要だと思いました。
何度もこういった配線の変更はしていたので、自分では「こことここが繋がってて……」なんてふわっとした状態で覚えて（覚えられてないのですが（笑））、抜いてしまったもんだから同じ状態に復帰出来なかったので、今は一人ひとりがスマホや、そうじゃなくてもガラケーにだってカメラはあるので、記録として残しておくのはめちゃくちゃ簡単です、面倒くさがらずきっちり保存しましょう。
これに限らず、どんな些細な変更もきっちり現状を保存する！と心に刻んだのでした。
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